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[ColdFusion2018] log4jの脆弱性(CVE-2021-44228)対応について

 

初回公開日:2021年12月20日 最終更新日:2021年12月20日
文書番号:CF018S-2021-001

この資料は以下の製品について記述したものです。

  製品    ColdFusion2018
リンコムネクスト6.1SP2
  アプリケーション   

概要

先日発覚しました、log4jの脆弱性(CVE-2021-44228)についてのご案内になり
ます。
13日にIPAより表題の報告があがりました。
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/alert20211213.html

本サイトにも記載があるように、すでに国内でも本脆弱性を利用した攻撃が観測されております。




詳細

今回の脆弱性対象となっている「log4j-core-2」ですが
ColdFusion2018では以下のバージョンが含まれております。
 update10未満:log4j-core-2.9.0.jar
 update11~12:log4j-core-2.13.3.jar
そのため、ColdFusion2018を利用されているお客様すべてが本脆弱性の対象になります。
※ ColdFusion2016は「log4j-core-1」となっているため、個々でモジュールを入れ替えない限り対象ではありません。


原因


解決策

こちらの対応に関してAdobe社よりupdate13としてパッチがリリースされました。
Adobeサポートサイト(英文)
https://helpx.adobe.com/coldfusion/kb/coldfusion-2018-update-13.html
ColdFusion Associate
https://cfassociates.samuraiz.co.jp/index.cfm/faq/coldfusion2018/cf2018-update-13/

リンコムネクストでは本パッチ適用において、動作不具合や仕様変更などは発生しませんので
対象の環境では早急にパッチ適用をご検討ください。


補足

ColdFusion Associateにも記載がありますが
ColdFusion2018ではupdate7を適用した際にIISコネクターが正しく動作しなくなります。
その際は上記サイトにも記載がありますように、コネクターを再作成してください。


添付ファイル

なし


関連情報

なし


キーワード

ColdFusion



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